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小学5年生 割合 問題プリント【まとめテスト】

算数テストプリント
小学生用 算数プリント

小学5年生 割合 問題プリント【まとめテスト】」の解答と解説です。
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解答と解説|小学5年生 割合 問題プリント【まとめテスト】

では、小学5年生の割合の問題プリントについて、詳しく解説をしていきます。

○×をつけるだけで終わらせず、自分で説明できるか確認し、繰り返しテストしてくださいね。
※繰り返しの重要性⇒正解した問題も繰り返した方がいい?【記憶法に関する驚きの実験結果】

1-①の解説と解答

小数で \(0.5\) と表された割合を百分率で表す問題です。

次の法則を覚えておきましょう

小数で表された割合を百分率で表す ⇒ \(100\) をかける
※計算するのではなく、小数点を右に\(2\)つ分移動しましょう。

また、下の代表的な組み合わせも覚えてしまいましょう。

  • \(1\)⇒ \(100\) %
  • \(0.1\)⇒ \(10\) %
  • \(0.01\)⇒ \(1\) %

よって答えは

\(50\) %

となります。

1-②の解説と解答

小数で \(0.07\) と表された割合を百分率で表す問題です。

①と同じく、小数点を右に\(2\)つ分移動しましょう。

答えは

\(7\) %

となります。

1-③の解説と解答

小数で \(1.23\) と表された割合を百分率で表す問題です。

こちらも、

①と同じく、小数点を右に\(2\)つ分移動しましょう。

答えは

\(123\) %

となります。

2-①の解説と解答

百分率で \(20\) % と表された割合を小数で表す問題です。

次の法則を覚えておきましょう

百分率で表された割合を小数で表す ⇒ \(100\) でわる
※計算するのではなく、小数点を左に\(2\)つ分移動しましょう。

また、下の代表的な組み合わせも覚えてしまいましょう。

  • \(100\) % ⇒ \(1\)
  • \(10\) % ⇒ \(0.1\)
  • \(1\) % ⇒ \(0.01\)

よって答えは

\(0.2\)

となります。

2-②の解説と解答

百分率で \(75\) % と表された割合を小数で表す問題です。

①と同じく、小数点を左に\(2\)つ分移動しましょう。

答えは

\(0.75\) 

となります。

2-③の解説と解答

百分率で \(8.1\) % と表された割合を小数で表す問題です。

こちらも①と同じく、小数点を左に\(2\)つ分移動しましょう。
小数になっていても、やり方は同じです。

答えは

\(0.081\)

となります。

3の解説と解答

おり紙を買ったところ全部で \(180\) 枚あり、そのうち赤色のおり紙が \(9\) 枚だったとき、赤色のおり紙は、おり紙全体の枚数の何%か答える問題です。

何%かを答えるので、割合を求めることになりますね。

割合とは、割合を調べたい数が

  • もとにする量の何倍か
  • もとにする量の何個分か
  • もとにする量を「1(百分率では100)」とした場合にいくつになるか

という意味です。

それゆえ、割合は、割合を調べたい数を もとにする量でわる と求められます。
(この「割合を調べたい数」を「くらべる量」と呼びます)

ということで、割合は、下の式で求めましょう。

割合 = くらべる量 ÷ もとにする量

どれがくらべる量で、どれがもとにする量なのかと迷う小学生も多いです。
意味合いで判断するのが大切ですが、難しい場合は以下のようなポイントで見分けてみましょう。

  • 割合
    ⇒「~%」と書いてある数
  • もとにする量
    ⇒「~の何%」と書いてあるときの「~の」の数
    ※割合の基準となる量。主に「全部・全体・定価」などの数です
  • くらべる量
    ⇒ 割合を調べたい数・実際の割合の分の数
    (「くらべる量」で悩む小学生が多いので、「割合」と「もとにする量」を見つけて、残りが「くらべる量」と考えると見分けやすいと思います)

今回は「おり紙全体の枚数の何%」と問題にあるので、

もとにする量=おり紙全体の枚数(\(180\) 枚)
割合=何%
くらべる量=赤色のおり紙( \(9\) 枚)

となります。
後は先ほどの式に当てはめてみましょう。

\begin{eqnarray}
9 \div 180=0.05\\
\end{eqnarray}

今回は百分率で表すので、小数点を右に\(2\)つ分移動します。

よって答えは

\(5\) %

となります。

割合の単元は「く・も・わ(くらべる量・もとにする量・割合)」の公式だけを解説される場合もあります。
ただし、公式に数を当てはめるだけではあまり学びになりません。
公式を役立てつつ、意味を理解することを大切にしましょう。

4の解説と解答

定価 \(15000\) 円のギターが \(20\) %引きで売られているとき、代金はいくらになるか求める問題です。

今回は「定価 \(15000\) 円の \(20\) %引き」という意味なので、

もとにする量= ギターの定価(\(15000\) 円)
割合= \(20\) %引き ⇒ \(80\) %
くらべる量= 代金

とわかります。

\(20\) %引きということは、言いかえると \(80\) %のねだんになっているということです。
よって、実際に計算する割合は \(80\) %となります。

実際の割合の分の数を調べるので、今回は「くらべる量」を求めればOKです。

くらべる量は下のような式で求められます。

くらべる量 = もとにする量 × 割合
※割合は小数に直して計算します

なぜこの式で求められるのかというと、
割合とは、もとにする量を「1(百分率では100)」とした場合に、調べたい量(=くらべる量)がいくつになるか という意味だからです。

それゆえ、もとにする量に割合をかけると 割合を調べたい量(=くらべる量)がでてくるのですね。

では、この式にそれぞれの数を当てはめてみましょう。

\begin{eqnarray}
15000 \times 0.8=12000\\
\end{eqnarray}

よって答えは

\(12000\) 円

となります。

今回の問題は、先に\(20\) %分のねだんを求め、後で定価から引き算してもOKです。
やりやすい方で計算しましょう。

5の解説と解答

スニーカーのねだんは \(8400\) 円で、これがブーツのねだんの \(70\) %にあたるとき、ブーツのねだんはいくらか答える問題です。

今回は「ブーツのねだんの \(70\) %」とあるので、

もとにする量= ブーツのねだん
割合= \(70\) %
くらべる量= スニーカーのねだん \(8400\) 円

とわかります。

基準となる数を調べるので、今回求めるのは「もとにする量」ですね。

もとにする量に割合をかけてくらべる量がでるので、逆に、くらべる量を割合でわればもとにする量がでてきます。

ということで、もとにする量は、下の式で求めましょう。

もとにする量 = くらべる量 ÷ 割合
※割合は小数に直して計算します

後は式に当てはめます。

\begin{eqnarray}
8400 \div 0.7=12000\\
\end{eqnarray}

よって答えは

\(12000\) 円

となります。

6の解説と解答

これまで \(4500\) 円で売っていたセーターを \(10\) % ね上げすると、ねだんはいくらになるか求める問題です。

今回は「\(4500\) 円の \(10\) %をね上げする」という意味なので、

もとにする量= これまでのセーターのねだん(\(4500\) 円)
割合= \(10\) %ね上げ ⇒ \(110\) %
くらべる量= ね上げ後のねだん

とわかります。

\(10\) %のね上げということは、言いかえると \(110\) %のねだんになっているということです。
よって、実際に計算する割合は \(110\) %となります。

くらべる量の求め方は下の式でしたね。

くらべる量 = もとにする量 × 割合
※割合は小数に直して計算します

後はこの式に当てはめます。

\begin{eqnarray}
4500 \times 1.1=4950\\
\end{eqnarray}

よって答えは

\(4950\) 円

となります。

今回の問題は、先に\(10\) %分のねだんを求め、後でこれまでのねだんに足し算してもOKです。
やりやすい方で計算しましょう。

7の解説と解答

パソコンをもとのねだんの \(10\) %引きで買うと \(141300\) 円だったとき、もとのねだんはいくらか答える問題です。

今回は「もとのねだんの \(10\) %引き」とあるので、

もとにする量= パソコンのもとのねだん
割合= \(10\) %引き ⇒ \(90\) %
くらべる量= 実際に買ったときのねだん \(141300\) 円

とわかります。

もとにする量の求め方は下の式でしたね。

もとにする量 = くらべる量 ÷ 割合
※割合は小数に直して計算します

後は式に当てはめます。

\begin{eqnarray}
141300 \div 0.9=157000\\
\end{eqnarray}

よって答えは

\(157000\) 円

となります。

まとめ

小学5年生 割合 問題プリント【まとめテスト】はいかがでしたか?
割合の大事なポイントは以下の通りです。

  • 百分率の表し方
    小数で表された割合を百分率で表す ⇒ \(100\) をかける
    ※計算するのではなく、小数点を右に\(2\)つ分移動しましょう。
    __
    百分率で表された割合を小数で表す ⇒ \(100\) でわる
    ※計算するのではなく、小数点を左に\(2\)つ分移動しましょう。
    __
  • 割合の求め方
    割合 = くらべる量 ÷ もとにする量
    __
  • くらべる量の求め方
    くらべる量 = もとにする量 × 割合
    __
  • もとにする量の求め方
    もとにする量 = くらべる量 ÷ 割合
    __
  • 割合・もとにする量・くらべる量の見分け方
    割合…「~%」と書いてある数
    ・もとにする量…「~の何%」と書いてあるときの「~の」の数
    ・くらべる量…実際の割合の分の数
    「割合」と「もとにする量」を見つけて、残りが「くらべる量」と考えると見分けやすいです)

理解した後はくり返し練習し、割合を得意分野にしていきましょう!
※得意を増やす意味⇒得意を伸ばすか、苦手を克服するかどっちがいい?どちらを優先?

その他の問題に取り組みたい方は⇒『小学生 算数プリント一覧』へ

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