解答と解説の実況中継【中1数学「計算編②」】
これは『10分テスト!中1数学の総復習プリント「計算編②」』の解答と解説です。
インターネットという環境を活かし、かなり見やすく、さらに詳しく、授業の実況中継をするように書いておきました。
(紙のプリント等ではこれは難しいのです)
○か×かだけではなく、途中式、考え方の道筋が正しいかしっかり確認するのがレベルアップの秘訣です。
(重要:勉強で一番大切なこととは何か【これを知らずに勉強してはいけない】)
では詳しい解答と解説、行きましょう!
※こちらは数式が見られない方への画像ページです。
解説部分のみ画像にし、他は元の解説ページと同じようにしてあります。
①の解答と解説
まず、これは「方程式」だと見抜けましたか?
左辺と右辺が最初からイコールで結ばれている式が方程式です。
方程式であれば、両辺に同じ計算をすることで、式を変形していくことができます。
例えば、移項や、分母を払うなどの技が使えるのですね。
逆に最初にイコールのない式「4-8」などは、ただまとめていくだけの計算式で、基本的に移項も分母の払いもできません。
この区別ができない人が多いので、必ず理解して覚えましょう。
さて、では解説。
方程式なので、両辺に同じ計算をしてゴールまで変形します。
今回のゴールは「x=○○」という形です。
ということで、xは左辺、数は右辺に集めましょう。
まずは、たし算・ひき算でつながっている所から対応します。
右辺の「x」を移項して左辺に「-x」として出現させます。
(これは両辺に「-x」をたしているのです)
そして、左辺の「-5」を移項して右辺に「+5」として出現させます。
(これも両辺に「+5」している)
2xはかけ算でつながっているので、かけ算かわり算で対応するしかありません。
「x=」という形にしたいので、2を消したい。
だから両辺を2で割って、完成!
②の解答と解説
これも方程式ですね。
だから、両辺に同じ計算をして分母を払うことができます。
今回は3と2の最小公倍数の6を両辺にかけましょう。
約分すると、左辺には2を、右辺には3をかけることになります。
分配法則して整えましょう。
ゴールはこれも「x=○○」ですね。
よって、xを左辺に、数を右辺に移項で集めます。
「-x」になるので、この「-」を消したい。
だから両辺に「-1」をかけて、完成です!
③の解答と解説
終わりに
10分テスト!中1数学の総復習プリント「計算編②」(問題)はどうでしたか?
「計算編①」よりも少し難しく感じたでしょうか。
簡単に感じた人も油断することなく、繰り返し練習しておきましょうね!
また、家庭学習も本番を意識してテストすることが大切です。
時間を計り、緊張感を持って臨みましょう。
練習は本番のように、本番は練習のように、です!