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小学5年生 小数のかけ算 問題プリント【計算と文章題のまとめテスト】

算数テストプリント
小学生用 算数プリント

小学5年生 小数のかけ算 問題プリント【計算と文章題のまとめテスト】」の解答と解説です。
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解答と解説|小学5年生 小数のかけ算 問題プリント【計算と文章題のまとめテスト】

では、小数のかけ算プリントについて、詳しく解説をしていきます。
○×をつけるだけで終わらせず、自分で説明できるか確認し、繰り返しテストしてくださいね。
※繰り返しの重要性⇒正解した問題も繰り返した方がいい?【記憶法に関する驚きの実験結果】

①の解説と解答

\(71 \times 0.3 \)  という整数×小数の計算です。
小数点の後に1けた分だけ数字があることを確認します(\(.3 \) の部分)。
確認できたら筆算しましょう。

\begin{array}{r}
7\phantom{.}1 \\[-3pt]
\underline{\times\phantom{.0}0.3}\\[-3pt]
2\phantom{.}1.3 \\[-3pt]
\end{array}

筆算の最後では小数点を右はじから左に向かって、最初にチェックした「小数点の後にあった”けた”の分」だけ動かします。

よって、答えは、\(21.3 \)  です。

小数のたし算ひき算では、最初に小数点をそろえて筆算したうえで、最後に小数点を下ろしてきます。
小数×整数のかけ算では、小数点は気にせずに右はじにそろえて筆算します。
そのうえで、最初の式の「小数点の後にあった”けた”の分」だけ、小数点を右はじから左に向かって動かします。

混同しないように気をつけましょう。

②の解説と解答

\(2.6 \times 0.7 \) という小数×小数の計算です。

小数点の後に2けた分だけ数字があることを確認します(\(.6 \)と\(.7 \) の部分)。
確認できたら筆算しましょう。

\begin{array}{r}
2.6 \\[-3pt]
\underline{\times 0.7}\\[-3pt]
1.8 \phantom{.}2 \end{array}

筆算の最後では小数点を右はじから左に向かって、最初にチェックした「小数点の後にあった”けた”の分」だけ動かします。

よって、答えは、\(1.82 \)  です。

③の解説と解答

\(1.2 \times 0.4 \) という小数×小数の計算です。

小数点の後に2けた分だけ数字があることを確認します(\(.2 \)と\(.4 \) の部分)。
確認できたら筆算しましょう。

\begin{array}{r}
1.2 \\[-3pt]
\underline{\times 0.4} \\[-3pt]
0.4\phantom{.}8 \end{array}

筆算の最後では小数点を右はじから左に向かって、最初にチェックした「小数点の後にあった”けた”の分」だけ動かします。

よって、答えは、\(0.48 \)  です。

④の解説と解答

\(3.5 \times 1.4 \) という小数×小数の計算です。

小数点の後に2けた分だけ数字があることを確認します(\(.5 \)と\(.4 \) の部分)。
確認できたら筆算しましょう。

\begin{array}{r}
3\phantom{.}.5\phantom{.} \\[-3pt]
\underline{\times 1\phantom{.}.4\phantom{.}}\\[-3pt]
1\phantom{.}4\phantom{0}0\phantom{.} \\[-3pt]
\underline{\phantom{0}3\phantom{.}5\phantom{..0}}\\[-3pt]
4.9\phantom{.}\bcancel{0} \end{array}

筆算の最後では小数点を右はじから左に向かって、最初にチェックした「小数点の後にあった”けた”の分」だけ動かします。

よって、答えは、\(4.9 \)  です。

⑤の解説と解答

\(0.12 \times 0.3 \) という小数×小数の計算です。
小数点の後に3けた分だけ数字があることを確認します(\(.12 \)と\(.3 \) の部分)。
確認できたら筆算しましょう。

\begin{array}{r}
0.1\phantom{.}2 \\[-3pt]
\underline{\times \phantom{.0}0.3}\\[-3pt]
0.0\phantom{.}3\phantom{.}6 \end{array}

筆算の最後では小数点を右はじから左に向かって、最初にチェックした「小数点の後にあった”けた”の分」だけ動かします。

よって、答えは、\(0.036 \)  です。

⑥の解説と解答

\(6.3 \times 5.16 \) という小数×小数の計算です。
小数点の後に3けた分だけ数字があることを確認します(\(.3 \)と\(.16 \) の部分)。
確認できたら筆算しましょう。

\begin{array}{r}
6.3 \\[-3pt]
\underline{\times 5.1\phantom{.}6}\\[-3pt]
3\phantom{.}7\phantom{.}8 \\[-3pt]
6\phantom{.}3\phantom{.0} \\[-3pt]
\underline{\phantom{0}3 \phantom{.}1 \phantom{.}5\phantom{….}}\\[-3pt]
3\phantom{.}2.5\phantom{.}0\phantom{.}8 \end{array}

筆算の最後では小数点を右はじから左に向かって、最初にチェックした「小数点の後にあった”けた”の分」だけ動かします。

よって、答えは、\(32.508 \)  です。

2の解説と解答

次のア~オの式についての問題です。

ア \(50 \times 1.2 \)

イ \(50 \times 0.98 \)

ウ \(50 \times 1 \)

エ \(50 \times 1.01 \)

オ \(50 \times 0.1 \)

この問題は、かけ算についての次の法則をつかって考えましょう。

  • かける数が「1」より大きい→もとの数より大きくなる
  • かける数が「1」と同じ  →もとの数と同じ
  • かける数が「1」より小さい→もとの数より小さくなる

\(50 \)より大きくなる式を選ぶということでしたね。

もとの数より大きくなるのは、かける数が「1」より大きい場合です。

よって答えは、です。

\(50 \)になる式を選ぶということでしたね。

もとの数と同じになるのは、かける数が「1」と同じ数をかけた場合です。

よって答えは、ウ です。

\(50 \)より小さくなる式を選ぶということでしたね。

もとの数より小さくなるのは、かける数が「1」より小さい場合です。

よって答えは、オ です。

3の解説と解答

\(1 \)dLで \(2.8 \) m2 ぬれるペンキがあり、このペンキ \(6.7 \) dL では何m2 ぬれるか答える問題です。

文章題なので、まずは言葉の式にしてみましょう。

1dLでぬれる面積 × ペンキの量 = そのペンキでぬれる面積

となります。

後は、問題にあった数を言葉の式に当てはめていきます。
問題には、

  • 1dLでぬれる面積=2.8m2
  • ペンキの量=6.7dL

とありましたね。
当てはめると、\(2.8 \times 6.7 \) となります。
計算しましょう。

\begin{array}{r}
2\phantom{.}.8\phantom{.} \\[-3pt]
\underline{\times 6\phantom{.}.7\phantom{.}}\\[-3pt]
1\phantom{.}9\phantom{0}6\phantom{.} \\[-3pt]
\underline{\phantom{0}1\phantom{.}6\phantom{.}8\phantom{..0}}\\[-3pt]
1\phantom{.}8.7\phantom{0}6\phantom{.} \end{array}

よって答えは \(18.76 \) m2となります。

4の解説と解答

けいこさんの庭の面積は \(34.5 \) m2 で、この庭に、たて \(2.3 \) m、よこ \(4.6 \) mの畑を作ろうとしています。
畑以外をすべて芝生(しばふ)の庭にするとき、芝生の面積は何m2 になるか答える問題です。

言葉の式にすると、

庭の面積 - 畑の面積 = 芝生の面積

となります。
畑の面積を求めてから、この式に当てはめていきましょう。

畑の面積は「たて×よこ」なので、次のような計算になります。

\begin{array}{r}
2\phantom{.}.3\phantom{.} \\[-3pt]
\underline{\times 4\phantom{.}.6\phantom{.}}\\[-3pt]
1\phantom{.}3\phantom{0}8\phantom{.} \\[-3pt]
\underline{\phantom{0}9\phantom{.}2\phantom{..0}}\\[-3pt]
1\phantom{.}0.5\phantom{0}8\phantom{.} \end{array}

畑の面積は \(10.58 \) mですね。
では、この面積を庭の面積である \(34.5 \)m2 から引きましょう。

小数のひき算では、小数点を合わせて計算することに注意してくださいね。
また、上の数のけたが少なければ、0をおぎなって計算することも忘れずに!
\begin{array}{r}
3\phantom{\tiny{..}}\phantom{.0}\bcancel{4}^{3}.\phantom{0}\bcancel{5}^{\bcancel{4}{14}}\phantom{.}\bcancel{0}^{10}\phantom{.} \\[-3pt]
\underline{-\phantom{..} 1\phantom{.00}0\phantom{..}.\phantom{\tiny{.} }\phantom{..}5\phantom{.0000}8\phantom{.00}}\\[-3pt]
2\phantom{.00}3\phantom{..}.\phantom{\tiny{.} }\phantom{..}9\phantom{.0000}2\phantom{.00} \end{array}

よって答えは \(23.92 \) m2 となります。

まとめ

小学5年生 小数のかけ算 問題プリント【計算と文章題のまとめテスト】はいかがでしたか?
小数のかけ算をマスターするために、

  • 答えの小数点の位置に注意する
  • 小数のたし算・ひき算との違いをしっかり区別する

ことに注意して、これからも練習を重ねましょう。
特に、

  • 小数のたし算ひき算では、最初に小数点をそろえて筆算したうえで、最後に小数点を下ろす
  • 小数×整数のかけ算では、小数点は気にせずに右はじにそろえて筆算する。
    そのうえで、最初の式の「小数点の後にあった”けた”の分」だけ、小数点を右はじから左に向かって動かす

この違いをしっかり区別しておきましょうね。

理解した後はくり返し練習し、小数のかけ算を得意分野にしていきましょう!
※得意を増やす意味⇒得意を伸ばすか、苦手を克服するかどっちがいい?どちらを優先?

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