「文字と式 問題プリント【まとめテスト①】」の解答と解説です。
(↑クリックすると問題に戻ります)」
解説と解答|文字と式 問題プリント【まとめテスト①】
1 -① の解説と解答
あめが何個かあって2個食べた状況で、\(x \) と \(y \) の関係を式に表す問題ですね。
はじめの個数を \(x \) 個、残りの個数を \(y \) 個とするとのことです。
文字を使った式にするには、
数量の関係を、まずは「言葉の式」に直して考える
ことが大切です。
今回であれば、
「はじめの個数」-「食べた個数」=「残りの個数」
となります。
これを文字や数に置きかえていきましょう。
なので、さきほど作った言葉の式をそれぞれの文字と数で置きかえます。
よって答えは、\(x -2=y \) となります。
文字の式にするコツ【「1」や「10」など、扱いやすい数で考えてみる】
今回の問題であれば、「はじめにあったあめが10個だったら」と考えてみます。
(5個でも20個でも考えやすいものでOKですが、1個だと2個食べられないので、2個以上にしておきましょう)
そして問題の通りに、あめがはじめに10個あって2個食べたらどうなるか考えてみます。
\(10 -2=8 \) となって、残りは8個だな、とわかりますね。
後は、この式に文字を当てはめていきます。
なので、10を \(x \) に、8を \(y \) にしましょう。
すると、答えの、\(x -2=y \) がでてきます!
1 -② の解説と解答
①で出した \(x -2=y \) の式で、\(x \) の値が 10 になる \(y \) の値を求める問題です。
\(x \) の値が「~」になるとあったら、\(x \) を「~」にかえてみましょう。
今回は \(x \) の値が 10 なので、\(x \) を 10 にかえましょう。
すると、\(10 -2=y \) となります。
\(10 -2 \) を計算すれば \(y \) が出るということですね。
よって答えは、\(y=8 \) となります。
2 の解説と解答
\(x \times 3 +200\) の式で表されるものを、ア~ウから選ぶ問題です。
※すべてと書いてあるので、一つとは限りません(一つのこともあります)。
こういった問題は、
ことが大切です。
※式にならない場合もあります(選ばないものであることがわかります)
では、それぞれ文字を使った式にかえていきましょう。
「ア」の文字を使った式
まずは「ア」の
から式にしてみます。
「出した金額」-「商品のねだん」=「おつり」
なので、\(x \times 3-200= \)おつり となります。
式が違うので「ア」ではないですね。
「イ」の文字を使った式
では「イ」にいきましょう。
ですね。
「プレゼントの代金」+「箱の代金」=「合計金額」
なので、\(x \times 3 +200=\)合計金額 となります。
「イ」は正解ですね!
「ウ」の文字を使った式
「ウ」についても確認しましょう。
です。
「分けた長さの合計」+「残った長さ」=「元の長さ」
なので、\(x \times 3 +200=\)元の長さ となります。
「ウ」も正解ですね!
よって答えは、イ と ウ です。
3 -①の解説と解答
下の図のような、縦が \(x \) cm、横が 5cmの長方形で、\(x \times 5 \) は何を表すか答える問題です。
\(x \)は「たて」で、\(5 \) は「横」ですね。
\(x \times 5 \) は「たて × 横」ということになります。
よって答えは、長方形の面積 です。
3 -②の解説と解答
先ほどの縦が \(x \) cm、横が 5cmの長方形で、\(x \times 2+ 5 \times 2 \) は何を表すか答える問題です。
\(x \)は「たて」で、\(5 \) は「横」でしたね。
\(x \times 2+ 5 \times 2 \) は、「たて」2つと「横」2つの合計になっています。
よって答えは、長方形のまわりの長さ となります。
まとめ
『文字と式 問題プリント【まとめテスト①】』はいかがでしたか?
文字と式の問題をマスターするために、
ということを意識して、これからも練習を重ねましょう。
理解した後は繰り返し練習し、文字と式の問題を得意分野にしてくださいね!
※得意を増やす意味⇒得意を伸ばすか、苦手を克服するかどっちがいい?どちらを優先?
その他の問題に取り組みたい方は⇒『小学生 算数プリント一覧』へ