「小学6年生 円の面積 問題プリント【まとめテスト】」の解答と解説です。
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解説と解答|円の面積の問題プリント【まとめテスト】
①の解説と解答
半径 \(4\) cm の円の面積を求める問題ですね。
円の公式を利用して計算しましょう。
以下のような計算になります。
4 \times 4 \times 3.14=50.24
\end{eqnarray}
よって、答えとなる円の面積は、\(50.24 \) cm2 です。
②の解説と解答
直径 \(4\) cm の円の面積を求める問題です。
以下のような計算で半径を求めます。
4 \div 2 =2
\end{eqnarray}
この半径の長さを、円の面積の公式に当てはめていきましょう。
2 \times 2 \times 3.14=12.56
\end{eqnarray}
よって、答えとなる円の面積は、\(12.56 \) cm2 です。
③の解説と解答
円周 \(18.84\) cm の円の面積を求める問題です。
① \(3.14\) でわって直径の長さにし
② 直径を \(2\) でわって、半径の長さを求めましょう。
まずは「円周の長さ÷\(3.14\) 」をして、直径の長さを求めます。
18.84 \div 3.14 =6
\end{eqnarray}
次に、直径を半分にして半径の長さを求めます。
6 \div 2 =3
\end{eqnarray}
この半径の長さを、円の面積の公式に当てはめていきましょう。
3 \times 3 \times 3.14=28.26
\end{eqnarray}
よって、答えとなる円の面積は、\(28.26 \) cm2 です。
2 の解説と解答
半径が \(4\) cm の円の面積は、半径が \(2\) cm の円の面積の何倍か求める問題です。
円の公式を利用して、まずはそれぞれの面積を計算しましょう。
半径が \(4\) cm の円の面積は、以下のような計算になります。
4 \times 4 \times 3.14=50.24
\end{eqnarray}
半径が \(2\) cm の円の面積、以下のような計算になります。
2 \times 2 \times 3.14=12.56
\end{eqnarray}
半径が \(4\) cm の円の面積は \(50.24 \) cm2 で、
半径が \(2\) cm の円の面積は \(12.56 \) cm2 であることがわかりました。
では、半径が \(4\) cm の円の面積は、半径が \(2\) cm の円の面積の何倍なのか求めましょう。
以下のような計算となります。
50.24 \div 12.56=4
\end{eqnarray}
よって、答えは、\(4 \) 倍 です。
3-①の解説と解答
次の図形の色がついた部分の面積を求める問題です。
今回は、
- 上が半径 \(6\) cmの大きな半円
- 下は半径 \(3\) cmの小さな半円が \(2\)つくっついている
と考えます。
下のようなイメージです。
ではそれぞれ求めましょう。
半径 \(6\) cmの大きな半円は、以下のような計算になります。
6 \times 6 \times 3.14 \div 2=56.52
\end{eqnarray}
下の小さな2つの半円は、次の図のように合わせると半径 \(3\) cmの円になりますね。
半径 \(3\) cmの円は、以下のような計算になります。
3 \times 3 \times 3.14=28.26
\end{eqnarray}
それぞれたし算をして合計の面積を求めましょう。
56.52 + 28.26=84.78
\end{eqnarray}
3-②の解説と解答
次の図形の色がついた部分の面積を求める問題です。
今回は、以下のことをチェックしましょう。
- 上の大きな半円の直径の長さは \(4+4+2+2=12\)cm
- 上の大きな半円は半径 \(6\) cmで、半径 \(2\) cmの小さな半円で切り取られている
- 下は半径 \(4\) cmの小さな半円がくっついている
と考えます。
上の大きな半円の直径の長さは、以下のようにチェックすると合計で \(4+4+2+2=12\)cmですね。
直径の長さから考えて、
上は半径 \(6\) cmの大きな半円になっており、それが半径 \(2\) cmの小さな半円で切り取られていて、
下は半径 \(4\) cmの小さな半円がくっついていると考えられます。
次の図のようなイメージです。
ではそれぞれ求めましょう。
半径 \(6\) cmの大きな半円は、以下のような計算になります。
6 \times 6 \times 3.14 \div 2=56.52
\end{eqnarray}
大きな半円を切り取っている、半径 \(2\) cmの小さな半円は次のように求められます。
2 \times 2 \times 3.14 \div 2=6.28
\end{eqnarray}
下にくっついている半径 \(4\) cmの小さな半円は次のように求めます。
4 \times 4 \times 3.14 \div 2=25.12
\end{eqnarray}
では、上の大きな半円から小さな半円の面積の分だけひき算し、最後に下の半円の面積をたし算しましょう。
56.52-6.28+25.12=75.36
\end{eqnarray}
3-③の解説と解答
次の図形の色がついた部分の面積を求める問題です。
今回は、
半径 \(10\) cmのおうぎ形から、底辺と高さが \(10\) cmの三角形を引いたものが \(2\)つくっついている
と考えます。
下のようなおうぎ形(円の\(4\)分の\(1\)のもの)があり、
そこから三角形をひき算すると、求めたい部分の半分の形になります。
それを下のように \(2\)個分合わせましょう。
これで求めたい面積になります。
ではそれぞれ求めていきましょう。
今回の半径 \(10\) cmのおうぎ形は円の\(4\)分の\(1\)なので、円の面積を\(4\)でわる式になります。
10 \times 10 \times 3.14 \div 4=78.5
\end{eqnarray}
このおうぎ形からひき算する、底辺 \(10\) cm、高さ \(10\) cmの三角形は次のように求められます。
10 \times 10 \div 2=50
\end{eqnarray}
おうぎ形から三角形の面積をひき算し、求めたい部分の半分の形の面積を求めます。
78.5-50 = 28.5
\end{eqnarray}
最後に先ほど出した面積を2倍しましょう。
28.5 \times 2= 57
\end{eqnarray}
よって、答えの面積は、\(57 \) cm2 となります!
まとめ
『小学6年生 円の面積 問題プリント【まとめテスト】』はいかがでしたか?
円の面積の問題をマスターするために、
ということを意識して、これからも練習を重ねましょう。
理解した後は繰り返し練習し、円の面積の単元を得意分野にしてくださいね!
※得意を増やす意味⇒得意を伸ばすか、苦手を克服するかどっちがいい?どちらを優先?
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