「小学5年生 分数(2)問題プリント【まとめテスト】」の解答と解説です。
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解答と解説|小学5年生 分数(2)問題プリント【まとめテスト】
では、小学5年生の分数(2)の問題プリントについて、詳しく解説をしていきます。
1-①の解説と解答
\(2 \div 3\) の商を分数で表す問題です。
次の法則を覚えておきましょう
わり算を分数で表すときは、わられる数を分子、わる数を分母にする
※特に「わる数を分母にする」という方を覚えておくと、中学以降で役立ちます。
これを式に表すと以下のようになります。
重要なので、必ず覚えましょう。
\begin{eqnarray}
\bigcirc \div \triangle = \dfrac{\bigcirc}{\triangle}\\
\end{eqnarray}
では実際の数で式にしてみますね。
2 \div 3 = \dfrac{2}{3} \\
\end{eqnarray}
よって答えは
\(\dfrac{2}{3}\)
となります。
1-②の解説と解答
\(7 \div 13\) の商を分数で表す問題です。
①と同じく、わられる数を分子、わる数を分母にします。
では実際の数で式にしてみますね。
7 \div 13 = \dfrac{7}{13} \\
\end{eqnarray}
よって答えは
\(\dfrac{7}{13}\)
となります。
1-③の解説と解答
\(31 \div 5\) の商を分数で表す問題です。
こちらも、わられる数を分子、わる数を分母にします。
31 \div 5 = \dfrac{31}{5} \\
\end{eqnarray}
よって答えは
\(\dfrac{31}{5}\)
となります。
2-①の解説と解答
\(15\) kgは、\(25\) kgの何倍か答える問題です。
何倍かという意味をしっかりと理解しましょう。
「○は□の何倍か」は、
「□を \(1\) にしたら、○はいくつになるか」という意味です。
つまり、
「○は□の何倍か」は、「○÷□」で求められます。
※「□を \(1\) にする」ということは、「□でわる」ということです。
今回の問題を、この〇と□にあてはめると以下のような式になります。
15 \div 25&=&\dfrac{15}{25} \\[4pt]
&=&\dfrac{15 \div 5}{25 \div 5} \\[4pt]
&=&\dfrac{3}{5}
\end{eqnarray}
よって( )にあてはまる答えは
\(\dfrac{3}{5}\)
となります。
2-②の解説と解答
\(12\) Lは、\(10\) Lのの何倍か答える問題です。
①と同じように考えましょう。
今回の問題を、〇と□にあてはめると以下のような式になります。
12 \div 10&=&\dfrac{12}{10} \\[4pt]
&=&\dfrac{12 \div 2}{10 \div 2} \\[4pt]
&=&\dfrac{6}{5}
\end{eqnarray}
よって( )にあてはまる答えは
\(\dfrac{6}{5}\) あるいは \(1\dfrac{1}{5}\)
となります。
3-①の解説と解答
\(\dfrac{3}{8}\) を \(\dfrac{1}{100}\) の位までの小数で表す問題です。
問題です。
分数を小数で表すには、分子÷分母をします。
以下のような計算になります。
\begin{eqnarray}
\dfrac{3}{8}
&=& 3 \div 8 \\[4pt]
&=& 0.375\\
\end{eqnarray}
今回は、 \(\dfrac{1}{100}\) の位までの小数で表すとのことなので、\(\dfrac{1}{1000}\) の位で四捨五入することに注意しましょう。
よって答えは
\(0.38\)
となります。
3-②の解説と解答
\(\dfrac{4}{11}\) を \(\dfrac{1}{100}\) の位までの小数で表す問題です。
①と同じく分子÷分母をします。
以下のような計算になります。
\begin{eqnarray}
\dfrac{4}{11}
&=& 4 \div 11 \\[4pt]
&=& 0.363\cdots \\
\end{eqnarray}
\(\dfrac{1}{100}\) の位までの小数で表すので、\(\dfrac{1}{1000}\) の位で四捨五入します。
よって答えは
\(0.36\)
となります。
3-③の解説と解答
\(\dfrac{9}{7}\) を \(\dfrac{1}{100}\) の位までの小数で表す問題です。
こちらも①と同じく分子÷分母をします。
以下のような計算になります。
\begin{eqnarray}
\dfrac{9}{7}
&=& 9 \div 7 \\[4pt]
&=& 1.285\cdots \\
\end{eqnarray}
\(\dfrac{1}{100}\) の位までの小数で表すので、\(\dfrac{1}{1000}\) の位で四捨五入します。
よって答えは
\(1.29\)
となります。
4-①の解説と解答
\(0.6\) mを分数で表す問題です。
\(0.6\) は \(\dfrac{1}{10}\) の位まであるので、分母を \(10\) にしてから約分しましょう。
0.6 &=& \dfrac{6}{10} \\[4pt]
&=&\dfrac{6 \div 2}{10 \div 2} \\[4pt]
&=&\dfrac{3}{5}
\end{eqnarray}
よって答えは
\(\dfrac{3}{5}\) m
となります。
4-②の解説と解答
\(0.45\) kgを分数で表す問題です。
①と同じように考えます。
\(0.45\) は \(\dfrac{1}{100}\) の位まであるので、分母を \(100\) にしてから約分しましょう。
0.45 &=& \dfrac{45}{100} \\[4pt]
&=&\dfrac{45 \div 5}{100 \div 5} \\[4pt]
&=&\dfrac{9}{20}
\end{eqnarray}
よって答えは
\(\dfrac{9}{20}\) kg
となります。
4-③の解説と解答
\(1.75\) Lを分数で表す問題です。
こちらも①と同じように考えます。
\(1.75\) は \(\dfrac{1}{100}\) の位まであるので、分母を \(100\) にしてから約分しましょう。
1.75 &=& \dfrac{175}{100} \\[4pt]
&=&\dfrac{175 \div 5}{100 \div 5} \\[4pt]
&=&\dfrac{35 \div 5}{20 \div 5} \\[4pt]
&=&\dfrac{7}{4}
\end{eqnarray}
よって答えは
\(\dfrac{7}{4}\) L
となります。
4-④の解説と解答
\(12\) kmを分数で表す問題です。
よって答えは
\(\dfrac{12}{1}\) km
となります。
5-①の解説と解答
長さが \(10\) mの赤い紙テープと、\(15\) mの白い紙テープがあり、白い紙テープの長さは、赤い紙テープの何倍か答える問題です。
「○は□の何倍か」は、「□を \(1\) にしたら、○はいくつになるか」という意味でしたね。
それゆえ「○は□の何倍かは、○÷□で求められる」と解説しました。
今回は、〇が白、□が赤ですね。
式にあてはめると以下のようになります。
15 \div 10&=&\dfrac{15}{10} \\[4pt]
&=&\dfrac{15 \div 5}{10 \div 5} \\[4pt]
&=&\dfrac{3}{2}
\end{eqnarray}
よって答えは
\(\dfrac{3}{2}\) 倍
となります。
5-②の解説と解答
長さが \(10\) mの赤い紙テープと、\(15\) mの白い紙テープがあり、赤い紙テープの長さは白い紙テープの長さの何倍ですか
先ほどと同じように考えましょう。
今回は、〇が赤、□が白ですね。
式にあてはめると以下のようになります。
10 \div 15&=&\dfrac{10}{15} \\[4pt]
&=&\dfrac{10 \div 5}{15 \div 5} \\[4pt]
&=&\dfrac{2}{3}
\end{eqnarray}
よって答えは
\(\dfrac{2}{3}\) 倍
となります。
まとめ
小学5年生 分数(2)問題プリント【まとめテスト】はいかがでしたか?
分数(2)の大事なポイントは以下の通りです。
理解した後はくり返し練習し、分数を得意分野にしていきましょう!
※得意を増やす意味⇒得意を伸ばすか、苦手を克服するかどっちがいい?どちらを優先?
その他の問題に取り組みたい方は⇒『小学生 算数プリント一覧』へ