得意を伸ばすか、苦手を克服するかどっちがいい?どちらを優先?

得意を伸ばすか、苦手を克服するかどっちがいいですか?」という質問をよくいただきます。

勉強に限らず、スポーツにも、芸術にも、仕事にも関わる重要なテーマですね。

得意を伸ばし、苦手も克服できれば言うことはないのですが、なかなか難しいのも事実。

それなら、使える時間もエネルギーも限られている中で、何に力を注いでいくと良いのか。

塾としての考えを書いてみようと思います。

得意を伸ばすか、苦手を克服するかどっちがいい?

学習効果を上げるには、得意を伸ばすほうがよい

勉強に限らず、スポーツにも、芸術にも、仕事にも、「学習」ということがつきもので、その学習をどう効果的に行うかが重要になってきます。

その学習効果という観点で見たとき、得意を伸ばすのか、苦手を克服するのかのどちらかを選ぶなら、選ぶのは断然「得意を伸ばす方」です。

その理由は、得意なものを伸ばすように学習すると、その他の部分にも好ましい影響を与えることができ、さらには苦手克服にもつながるからです。

得意なものを学習するときは、勉強や練習を始めやすい上に、集中力やモチベーションが上がりやすく、その持続時間も長くなりますよね。

得意なものから学習を始めると、しっかりとした内容のある、まとまった学習経験を得やすくなります。

実は、そうしたまとまった学習によって一つの物事をマスターすると、他のことまで学びやすくなるというメリットがあります。

なぜ一つの物事をマスターすると、他のことまで学びやすくなるのでしょうか。

それは、一つの物事をマスターするまでに培った「学び方・覚え方・考え方」の中心的な部分は、その他の教科にも共通して利用できる場合が多いからです。

加えて、得意分野があるということが自信につながり、さらに学習意欲も上がるということも、他のことを学びやすくなる一因となります。

「ここだけはできる!」という得意な部分があるだけで、学習の仕方も向き合い方も、良い方向に大きく変わってくるのですね。

このように、得意を伸ばすことは、全体としての学力・能力の底上げにつながります。

苦手なものの中にも、得意にできる部分が隠れている

こう書くと、得意分野だけに集中すればよく、苦手は無視していいのだなと思われるかもしれません。

しかし、実は苦手だと思っているものの中にも、得意にできる部分は隠れている可能性があります。

例えば、「英語が苦手で、読めないし書けないし、理解できないし覚えられないんです」という相談をよく受けます。

そういった場合でも、数個の基本文に限定して繰り返し練習してみると、「読めるし、書けるし、理解できるし、覚えられている」部分がしっかりとできます。

そうやって小さな範囲に限定してマスターし、その積み重ねで得意な基本文と単語を増やしていくと、英語は驚くほどできるようになっていきます。

このように、苦手だと思っているものであっても、分野を小さく限定して「ここは完全にできる」という部分をつくってしまう。

そうすると、そのマスターした部分に引っ張られて、そのほかの部分もレベルアップしていくことが多いのですね。

実際に、苦手だと思っていたことが、得意に変ってしまうということさえ起こります。

自分への見方を固定せず、苦手だと思っていることでも、取り組みやすいところから何か一つ確実に身につけてみる。

そうすると、得意な部分が増え、より自信を持って学んでいけるようになるでしょう。

2つのやり方をバランスよく取り入れて、得意を伸ばそう

自分の中に得意な何かがある、ということは、学んでいく上でも、社会で生きていく上でも大切なことです。

進路を選ぶ際にも、仕事を選ぶ際にも、得意を活かすという視点で考えることが多くなるからです。

今、すでに得意だと思っていることを伸ばすというやり方。

苦手だと思っているものの中に、小さな得意を作っていくというやり方。

この2つのやり方をバランスよく取り入れて、得意を伸ばしていきましょう。

「ここだけはできる!」という得意分野を磨きあげ、自信を持って学んでいけると良いですね。

まとめ

得意を伸ばすのか、苦手を克服するのかのどちらかを選ぶなら、選ぶのは断然「得意を伸ばす方」!

今、すでに得意だと思っていることを伸ばしつつ、苦手だと思っているものの中にも小さな得意を作っていくというやり方で、得意に磨きをかけましょう!

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