成績を上げるにはどのくらい勉強すればいい?【繰り返しは必要?】

成績を上げるにはどのくらい勉強すればいいですか?
繰り返しは必要ですか?

という質問をよくいただきます。

確かに、「どのくらい勉強すればいいか」という基準がはっきりしていなければ、途方に暮れてしまうかもしれないし、あるいはもったいない時間の過ごし方をしてしまうかもしれませんね。

例えば、勉強時間が少なすぎたり、逆に時間をかけ過ぎていたり、繰り返しが足りなかったり、むしろ繰り返し過ぎていたり、、、

成績を上げるという目的に照らすと、これらはどれももったいない時間とエネルギーの使い方になってしまっています。

ということで今回は、これから「適切な時間、量、内容」で学習していけるよう、「どのくらい勉強すればいいか」という基準をはっきりさせましょう。

どのくらい勉強すればいいのか。繰り返しは必要か

まずはこの質問に端的に答えます。

実は何時間やればいいとか何回繰り返せばいい、という答えではありません。
(繰り返しについては目安がありますので、後半に書きます)

では、成績を上げるためにはどのくらい勉強すればいいのか。何回繰り返せばいいのか。

それはずばり、、、

理解できるまで、再現できるまで、網羅できるまで!頑張ろう

ということになります。

成績を上げたいのであれば、この「理解・再現・網羅」の3つを達成するまで勉強しましょう。

そうでないと、、、

では、順を追って説明します。

理解できるまで勉強するとは?

最初に、「勉強に時間を使ったからといって、理解できているとは限らない」ということをはっきりと理解する必要があります。

例えば、時々、「何ページやりました!」、「何時間やりました!」と話してくれる生徒の中で、同じ問題のテストでたくさん間違ったり、解き方を聞いても説明できなかったりという状況に陥ってしまう生徒に出会うことがあります。

頑張ったのはとても素晴らしいことなのですが、結果の出ないやり方になってしまっているのですね。

「頑張ったのに、なんでだろう、、、」と、本人としても納得がいかない様子。

こういった状況を打破するには、勉強は量に注目する前に、まず、理解したかどうかが重要なのだと気づくことが大切です。

理解したかどうかは、ひとつひとつの問題について、答えまでの筋道が説明できるか、という点を基準にして確認するのが最も分かりやすいです。

言いかえれば、「人に教えられるかどうか」が、理解できているかどうかの基準です。

理解できるまで勉強するとは、説明できるように、人に教えられるように勉強するということなのですね。

残念ながら、「よくわからないけど〇になった」という状態では、成績のアップは望めません。

勉強するときには、説明できるかどうかを気に掛ける姿勢を持ち、理解するまで勉強すること。

考えても理解できない問題は、教科書に戻って見直したり、学校や塾の先生、ご家族、友人に聞くなどして解決しましょう。

再現できるまで勉強するとは?

勉強している内容を理解できたならば、次に同じような問題に出会ったとき、その理解をしっかりと再現できるようにする必要があります。

人は忘れる生き物であり、忘れることは人間にとって必須の能力でもあると言われます。

しかし、今後利用する予定の知識まで忘れてしまっては困りますよね。

「あの時は分かっていたのだけれど、、、今はちょっと」というのでは、テストの成績を上げようにもなかなか難しいのは事実。

テスト、特に中間テストや期末テストなどの定期テストでは、教科書や問題集(特に学校のワーク)と同じような問題がたくさん出てきます。

例えば、数や語句を変えただけ、順番を変えただけ、問いの一部と答えを入れかえただけ、というような問題が出題されますし、時には問題集からそのまま出ることもあります(こういったことは「理解している」と気がつけるようになります)。

ということは、問題集の問題を理解でき、その理解を再現できるようになっていれば、それはテストでも同じようにできるということです。

再現性を高めるには、繰り返しの学習がもっとも役立ちます。

勉強の成果をテストで発揮するためにも、理解した内容は、いつでも再現できるように繰り返し学習しておきましょう。

再現できるようになるためには、何回繰り返せばいい?

再現できることを確認するまで勉強するには、最低でも3回は繰り返し同じ問題を学習しておきたいところです。

最初に学習した日の夜や翌日に1回、1日置いて1回、そこから2・3日おいてもう1回、と少しずつ時間を空けて3回ほど繰り返し、それぞれしっかりと再現できていれば上出来です。

注意したいのは、時間を置かずにたくさん繰り返しても(例えば1日のうちに連続で3回続けて復習するなど)、その後、日をおいて復習しなければあまり効果的ではないということです。

勉強したばかりのことは再現しやすいというのは当然で、それだけで「再現できる」と思ってしまっては足元をすくわれます。

重要なのは、時間が経っても覚えていられるか、ということです。

それゆえ、「忘れる前に、しかし少し時間を置いて」というタイミングで学習するのが、記憶を保持し、再現性を高めるという意味で効果的だと言えるでしょう。

ちなみに、テスト前にもう一度おさらいするのも大切です。

「テストの1か月前にやったときは完璧だったんですけど、、、本番で忘れちゃって、、、」などということにならないよう気をつけましょう(これもよくあります)。

塾や家庭教師などもできる限りの繰り返し学習をしようと図りますが、自主学習に比べると圧倒的に時間が限られており、カバーするのが難しい部分がでてきてしまうのは事実です。

理解したことを再現できるかどうかが大切だという意識を持ち、自分なりに繰り返し復習することを心がけましょう。

網羅できるまで勉強するとは?

ここまでの、理解できるまで勉強する、再現できるまで勉強する、ということが実践できていても、なぜかテストがうまくいかないという場合があります。

その最たる理由の一つが、「テスト範囲、全部終わりませんでした、、、」というものです。

ひとつひとつに時間をかけすぎて、あるいは勉強を始めるのが遅くて、全部に手が回らなかったということですね。

理解せず、再現もできないような方法でテスト範囲の学習を終わらせるよりは、まだ学習法としては良いと思いますが、結果に結びつかなければやはり悔しいものです。

これを改善するには、テスト範囲の学習内容を網羅するまで学習する必要があります。

網羅するとは、テスト範囲の各単元、分野、公式、語句、問題の基本パターンなどを一通り理解し、再現できるようにするということです。

こう書くと、網羅するのはかなり難しいことのように思われるかもしれませんね。

確かに、テストまでに時間がない場合(残り1・2週間など)は、自分なりに計画を立て、いつまでにどの範囲の学習をするということを決めて頑張るしかありません(その場合、おそらくいくつかの範囲、あるいは理解度や再現性が犠牲になると思います)。

しかし大切なのは、テスト直前ではない日常の学習の中で、どれだけ学習内容を理解し、再現できるように学習しているか、ということです。

日々の学習がそのようにテスト対策に結びつくようにできていれば、テスト範囲の学習を網羅することができないということはほとんど起こらないはずです。

テスト前だけ焦って勉強しようとすれば、いろいろと手が回らず、理解も再現もできないままテスト当日を迎えるということになりかねません。

毎日の学習を大切にし、余裕をもってテスト範囲を網羅できるようにしたいですね。

限られた時間やエネルギーしかないからこそ

さて、ここまで「成績を上げるにはどのくらい勉強すればいいか」ということについてお伝えしてきましたが、「そんなにたくさんできないよ、、、」という感想をお持ちになった人もいるかもしれません。

ここでお伝えしたことを完璧にこなすのは確かに簡単ではありません。

誰だって、勉強だけに時間を使えるわけではないからです。

しかし、限られた時間やエネルギーしかないからこそ、実は今回お伝えしたことは重要な意味を持ちます。

せっかく勉強するなら、理解する、再現できるようにする、できるだけ網羅するということを意識しましょう。

毎日の勉強の質が上がり、それはきっと成績に反映されます!

まとめ

成績を上げるには、

理解できるまで、再現できるまで、網羅できるまで、勉強すること!

繰り返しの目安は、

少なくとも3回!
(学習した日の夜や翌日に1回、1日置いて1回、そこから2・3日おいてもう1回)

【広告】
※【広告】と書いてある欄は自動配信される広告です。当塾のコンテンツではありません。